近赤外分光法の原理

近赤外分光法(Near Infrared Spectroscopy)は、試薬や消耗品を使用しない成分測定法です。その原理は、近赤外領域と言われる800~2500nmの光を測定対象物に照射し、その吸収された波長に統計手法を駆使することで他成分を同時に測定するというものです。

その対象は、OH、NH、CHの官能基による吸収が主体ですが、醤油の食塩などはJASに認定されたほどの高精度を有しています。さらには、お米のマグネシウムやカリウム測定の事例もあります。

農産物、食品にトレーサビリティーが求められている今日、ますます分析頻度が高まってくることが明らかである反面、出来る限り試薬・消耗品等の廃棄物を減少しなければならないというジレンマを解消する技法が近赤外分光法です。

近赤外分光法とは?

近赤外分光法の歴史