第10回 技能試験(コントロールサーベイ)のご案内
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社では2007年より、オートアナライザー(メーカーを問わず)のユーザー様を対象に、サービスの一環として、ISO/IEC 17043(JIS Q 17043: 適合性評価-技能試験一般要求事項)に適合する、マネージメントシステムを構築し技能試験(コントロールサーベイ)を実施しております。
技能試験は外部精度管理(検査室間精度管理)の一つであり、他施設とのデータ比較、測定機器の精度管理、分析技術の知識と経験、データ解析の適切さを確認する上で非常に重要であると考えます。
9月末に技能試験についてのアンケートを実施し、お客様からの貴重なご意見をいただきました。ご協力ありがとうございました。アンケート結果は、弊社HPにて公開しております。
第10回(2016年)におきましては、幅広く御参加いただけるよう、例年と同様に参加費無料として技能試験を実施いたします。ぜひ、皆様方の御参加をお待ちしております。
なお、第11回(2017年)の技能試験は、全窒素、全りん、栄養塩類の5項目(硝酸態窒素・亜硝酸態窒素、アンモニア態窒素・りん酸態りん・ケイ酸態ケイ素)のみの実施予定です。
第12回(2018年)は、ふっ素・フェノール類のみの実施予定です。
目的 | 参加試験所に対して、当該分析技術に対する自身の技量を客観的に把握して頂き、連続流れ分析法による分析技術全体の信頼性向上に役立てていく。 |
対象施設 | CFA(連続流れ分析)装置をお使いの施設 |
参加費 | 無料(弊社ユーザーに限ります) |
試験方法 | 連続流れ分析法 ※試料の取り扱い、濃度範囲、結果のご報告方法等は、参加施設に対し、別途、実施要領を配布します。 |
対象項目 | Sample 1 、Sample 2(調製試料) ふっ素・フェノール類の2項目 |
送付試料 | 調製試料(各250 ml)の合計2ボトルをお送りします。 ※今回は、未知試料はございません。 |
正確度評価 | 統計処理された集計結果の平均値を仮の真値として評価します。 |
精密度評価 | 調製試料Sample 1の繰り返し測定(n=6)をお願いします。その結果に基づく統計標準偏差値を基準として評価します。 |
事業所間評価 | 項目ごとに適切なばらつきの推定値からZスコアにより評価します。 |
実施日 | 2020年11月30日(月)に同一ロットを同時にクール便にて発送します。 |
結果報告 | 集計後個別にご報告します。 ※集計結果は参加施設ごとに報告致しますが、他施設の結果についての問い合わせにはお答えできません。 |
※含有濃度表 | TN | TP | F | Phe | NOX-N | NO2-N | NH4-N | PO4-P | SiO2-Si |
Sample 1-3 | <5.0 | <1.0 | <6.0 | <0.2 | <0.2 | ||||
Sample 4 | <15.0 | <0.8 | - | - | <10.0 | <3.0 | <5.0 | <0.7 | - |
NOX-N = NO2+NO3-N | Unit: mg/L | ||||||||
- :濃度未知 |
受け付けは終了しました。
※現在お客様にアンケートをお願いしております。お手数ですがお申し込みと同時にアンケートの回答にもご協力下さい。
※受付期限は2016年11月18日(金)です。
なお、試料数には限りが ございますので、定員になり次第、受付を終了させて頂きます。申し込みはお早めにお願いします。その他ご不明な点は以下の担当者にお問い合わせください。
ビーエルテック株式会社 技術部:西村、熊谷、相馬 、八巻(ヤマキ)、小林
TEL:03-5847-0252 FAX:03-5847-0255 E-mail:cs@bl-tec.co.jp